Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

地震:こちらは何事もありません(松本)

すみません、今起きました…
 
今朝方、親戚&友人知人(関東在住)から入っている
「長野が震源地になってるけど! そっち大丈夫?!」
なメールにも気付かず、熟睡。震源地は長野市より更に北東の新潟県境辺りらしく、ここの今朝の震度は最大でも3くらい。Wの住宅は平屋で背の高い家具は無し、周囲に高い建物も無いので、熟睡。
まさか関東側に心配されるとは… 
 
松本市は交通の混乱もそう無く、電車が止まってもみんな普段から車生活なので、至って穏やかです。
街の方は知りませんが、そんなに高いビルも無いので大丈夫でしょう。
Ⅰターンする時に災害の危険の高いところは候補から外したので、ここは心配していません。
備えは元からしていますし、その為のテントも買ってあります。寝袋(耐寒-2℃)も当然持ってる。
 
ただ、岩手(大船渡…)の友人といまだに連絡取れず、心配です…
   「異動先が大船渡!?リアス式海岸で美しいし、いいとこだね~@@ ……でも、地震の時が大変だね…」
   「うん、その時は、脇目も振らず山へ向かって走るよ」
と、津波の話題で唯一話が通じた相手(普通は何が大変なの?なんで走るの?と言われる)。
30分もあったなら逃げ切れているとは思いますが…… 
 
昔、南紀に住んだ時。
役所に転入届を出した時に言われ、海なし県出身者には何のことやらわからなかったことがあります。
 
 「大地震の時は、町内にある津波ラインまで速やかに避難して下さい」
 
津波ライン。何でも「昔の大津波(※)の時はここまで波が来たよ」な印だそうで、ボランティアがつけてくれた目安だとか。他県から引っ越してきたと言うと「もし大地震があったら…」と地元の人にも必ず同じことを言われたものの、居住地域(モロ海沿い)周辺には見当たりません。 どこだ? 地図を見ると、結構内陸にあるみたい。
気になるので休日見に行くと、ソレはとんでも無い高台にありました。
 
 「津波の到達速度は浅い震源地の場合、最低でも約50km/h」
 「近海での大地震の場合、発生後10分以内に高台へ逃げるべし」
 
ダッシュするにはすんごい登り坂。 10分? 無理。そんなの絶対、無理。
その記憶が働いて、「太平洋側の海沿い」は早々にⅠターン候補地から落とされたのです。
 
そうして選んだこの松本でも、あの時は震度5
帰宅したらご神爾の前に置いてある水を湛えたグラスがそのままだったので「間違ってるんじゃ?」と思いますが、それでも初めて体験するレベルの揺れ。地元人は言うに及ばずです。
 
しかも信州は近年に大震災の経験が無いからか、地震の時にどうしてよいかも知らない人が多いみたいで。眩暈や立ちくらみだと思って地震だと即気付かず、私が「地震です!」と言ってもみんなキョトンとしてました 
最初はひどくゆっくりした、大幅な横揺れだったせいもありますが…
直後にグラっときても、最後まで外へ避難もしない呑気さ。何故だ。関東では有り得ない。
そして震源地が三陸沖・M8との速報が出て、これからの津波で一体何人死ぬんだろうと重い気分でいる横で、「すごかったねー」と笑っている同僚たち…… (その後の報道で絶句してましたけど…)
 
この列島に住んでいる限り、人事ではないんです。ホント。
被災地の今日の天気は晴れのようでホっとしました。1~2月じゃなくてまだ良かった……
 
 (※ 昭和21年の南海地震のことか?と思ったら、古文書を研究して…とか言っていたので、多分安政の方…)