Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

新車を買う(ホンダフィットRS)

2019年3月が車検のカローラレビンAE101(H8登録車)。
走行25万kmを超えて内装も外装もボロボロながら「いえいえ30万まで走れますよ」とどの整備士にも言われましたが……とうとう新車に乗換えました。

本音を言えば、死ぬまでこの車が良かったけれど。。。
上記の「走れますよ」には、言外に「適切なケアをすれば」な前置きありき。
もちろん12か月点検どころかタイヤ交換ごとの点検、「3000km or 3ヶ月」ごとのエンジンオイル交換、ベルト類や他オイル類の交換も前倒し、模範的にやってきました。

それでもさすがに15年超えたあたりから、ヘッドライト曇り、パワーウィンドモーター壊れ、マフラー腐食、タコメーター異常と色々ありまして・・・

当然部品のメーカー保管期間はとうに過ぎているので、中古品をネットで探して取り寄せて・・・

「やっと見つけて、北海道から取り寄せました。こういうサイズって汎用品でも

 出回ってないんですよ。もうね、次は無いと思って下さいね」

釘刺されたf:id:wistorian:20190926193213g:plain

 

そしてこの2018年春。とうとうクラッチがガタってきました。
同時にシャフトブーツ(3万円×2個)換え時、あ!タイミングベルトもか!!
車検でもないのに見積もり20万。東京の年収なら、速攻で直してたけど・・・

この車、異常にクラッチが硬くて調整しもらってもダメで、そのせいで私、骨盤が左にさがっています。それで左足だけ坐骨神経痛が酷いような気がするのです。そして去年から家のローンが始まって・・・

メリットは「走行性がいい」だけなのに、こうまでデメリット抱えてこの車を乗り続けるのは経理的にいかがなものか(><) まあ、この「走行性の良さ」がどれほど素晴らしかったかは、新車を購入してからよ~くわかったのですが・・・

 

そもそも仕事で乗る最新の社用車に比べると、不満はたくさんありました。

UVカットがフロントガラスのみとか、ペットボトルや携帯などの小物を置く場所がゼロとか、全体的に丸みを帯びた内装なので後付けホルダーは一切設置できないとか、長い物(Ex.スキー板)は積めるけど体積のある物(Ex.折畳み自転車)は簡単には積めないとか。。。ついでに言うとABSもエアバックも無いのですが、まあこれはどうでもいい点(というか、ABSは無い方が良かった)。

フロントガラスがかなり斜めだから、冬の霜凍結も凄い日光も眩しい
流線型なデザインすぎて、スキーキャリアも設置できません
そして車高が低いから駐車場では埋没してしまうし、最近の車の高輝度・広範囲のヘッドライト(違法じゃないの??レベル)がものすっごく眩しい!! イラっときます。。。


元よりH8年車を一生乗り続けられるワケ無いし、常々「一生に一度は新車購入をしてみたい」と思っていました。なのに「大きな買い物」をいきなり決められる性格ではないので―――  来年3月の車検前に買えるよう、GW前からコツコツ探し始めることにしました。


<車種の確定>
本当は、次はトヨタハチロクにしようと思っていたのですが、リリースから3年、当初のコンセプトとは全く変わって大型化&高価格化してしまい、目をつけていたオレンジ色も無くなったので、魅力激減。というかもう、ゼロそうなると、特にメーカーにこだわりは無いので・・・条件を「MT」「FF」「中型クーペ」「国産車に設定し、まずはネットで探索。

実は今の「国産クーペ」はほとんどが「車体がやや低めで流線形」というだけの高価な4ドア大型車(よって馬力も200超え)になってしまっていて、もはやクーペとは言えません。それか、イキってる若者や往年のカーキチが乗るようなデザインの小型2ドアFR(Ex.ロードスター)ですね。どっちも、ヤですね。。。。 かと言って輸入車はもっとイヤ。←偏見

そして私Wにとって、色はかなり重要。レビンを買う時は中古車だったので黒以外に選択肢はなかったですが、今度こそ明るい綺麗な色f:id:wistorian:20190926192307g:plainがいい!

 

あまり条件を入れるとヒットしにくいので、「FF」「クーペ」「綺麗な色」でネット検索。すると、綺麗な色がたくさん出てくるのですが、「わーい@」と喜んで公式サイトに飛び、「MT」を条件に設定した途端、選択肢がFRや「白黒灰赤青」だけになる。
またか!
これは「MTクーペは男が乗るもの」「男が好むのは黒赤青!」という車業界(というか製造業全般)の思い込みと惰性が原因です。F5しようね。

実際私の周囲には、薄桜色やラズベリー色が好きな男性、渋い茶色が好きな女性、ワンサカ居ます。なのに「女性ウケする綺麗な色はコンパクトカーや軽自動車のラインナップにいれときゃいい」と思っているんです、あの画一的安全第一な商品企画部は

 

さて、何かを妥協しなければなりません。

ATだと車通勤すらイヤになる(実体験)から、「MT」は絶対条件。
寒冷地やゲレンデでFRは怖いから、「FF」大事。「綺麗な色」は絶対外せない!!
となると「クーペ」という条件を外すしか、ないようです……

でも独りなのに大きな車は不便だし、排気量が大きいと余計に燃料喰う上に税金も高くなるからバカバカしいので、1800cc以下で。


そんなわけで条件を「MT」「FF」「綺麗なカラーラインナップ」まで下げて探したら… なんと…ヒットしましたホンダのフィット

ええ…っ? ホンダ?? 

と言うか、コンパクトカーにMTがあったんだ……(←これは車仲間も驚いてた)

 

高さはレビンより30cm以上高く、総重量は若干重く、なのに排気量が若干低い(=馬力が無い)。100馬力(レビンは160馬力)かあ・・・でももう、仕方ない。他に無いんだもの。

トヨタスバルマツダで探していたのに、まさかのホンダバイク屋のイメージが強いし、企業カラーが赤いのであまり好きではないのですが・・・

フィットは、レンタカーで何回か運転しました。コンパクトで燃費も居住性もイイので「いざとなったらコレでもいいな」と思ってました。それがMTなら、文句ナシです。
「次の車」は、FITにほぼ確定。。。

 

< 試乗 >
車種が決まったところで、試乗。これ、必須です。

MTなら走行性は特に大事なのですが、そもそも私、自分の車以外のまともなMTには1回しか乗ったことがなくて「今どきの最新MT」を全く知らないので・・・FITがどうの以前の問題ですねf:id:wistorian:20190926192535g:plain 早速チャレンジ!!

 

ホンダの公式サイトで調べると、FITのMTを試乗車として持っているのはこの近辺では
「ホンダカーズ松本中央」のとある支店(A)だけ。
ネットで申し込んで、折り返し連絡で日時予約。GWに行ってみます。

「運転しながら質問したいという方には同乗しますし、一人で好きに乗りたいという
方はお一人で行かれます」

連休キャンペーンで忙しそうな中、時間を取ってしまっては申し訳ないかなーと思わ
せる雰囲気だったので、一人で出発。

うわ、クラッチ軽っっ!!

硬すぎるクラッチに慣れてしまったので、軽すぎると半クラッチが難しい。。。
しかも勝手にジワジワ繋ぐので、接続時の重みがなくて何だか気持ち悪い……!というか、これはそう、タイムラグの大きいCVTとそう違わない不快感。。。。これ、相当電子制御してますね??

クラッチが軽いってことは技術の進歩なんですよ!」

理屈じゃそうなんだろうけど、「制御される=繋ぐタイミングの自由度が低い」って、それMTの意味どこにも無いんだけど。。。

知人の整備士が「最近のMTはハチロクとか8以外、みんなそう」と言うので、この点は諦めましたが。。。。「昔の車は良かった」が、ただの回顧主義だと思われるのは、ホントに心外ですね。

でもクラッチが軽くなれば、坐骨の歪みも治るかな?


<買う時期>
なるべくレビンに乗っていたいので、とりあえず車種だけ確定しておいて、実際に買うのは来年になってからでもいいなと思ってました。が、

「今ちょうどフィットのキャンペーン中で、オプション10万円サービスします」
「これはホンダ本社主導のキャンペーンなので、これとは別に更にディーラーの割引

 が入りますヨ!」

つまりオプションを注文するなら、合計で15万円近くは下げられるということ?

「新車割引で凄い例は、あの手この手を使い下取り価格も入れて、17万円」という記事を読んだことがあったので、下取り抜きで15万円なら上等です。。。

この「ホンダ本社主導のキャンペーン」は年に2回あるそうで、GWは毎回この「オプション分を5~10万オフ」だとか。魅力的ですね~。

しかし秋頃のキャンペーンだと「ローン利率をさげる」になるそうで、キャッシュ一括購入予定の私には利点がありません。

「オプションサービスのキャンペーン対象車は毎回1~2種のみ。来年やさ来年にまたフィットが対象になるかどうかは、わかりません」

う・・・今買った方がかなりお得??

「キャンペーンは”GW中の注文”が条件になってますが、実際は予定枠に達しなければ
けっこう延ばしてもらえるもので、7月半ばまでに登録されるように注文すれば対象に
なると思います!」

現在の生産予定を照会してもらうと、私が買いたいスポーツタイプのFIT-RS(MT)は注文数は少ないものの、在庫を持たないようにしているため、1か月半待ち。

「5月中旬までに注文すれば対象になりますね」


<購入契約>
帰宅してしばらく悩みました。
経費的なこと、心情的なこと、そして何より、自分の体の都合……

1台乗り続けるのにMAX20年とすると、多分死ぬ前に最低でも「もう一台」購入することになるはず。「最後の車」は、それこそ定年後に中古の適当な軽自動車でも買えばいいんです。でも、新車で買う次の車は…――「便利な機能と好みの色」の「MT」を、身体も動いて活動的な時代に長く乗りたい…!

それをたった半年買い渋っただけで10万損するくらいなら、走行性くらい諦めるのが合理的です。それでももう一晩よく考えて・・・翌日、ディーラにメールで購入意思を送信。はー・・・なんだか、マイホーム以上に悩んで、やり切った感・・・

その日の夜は、レビンを手放す悲しさで泣き酒でした(笑)

後日店舗に行って正式な契約書にサインしましたが、厳密に言えばこの「購入意思メール」を送って相手が「了解です」と返事をくれた時点で「契約成立」です。なぜなら、このメールを受けて製造発注しちゃうから。 法的にもそうなんです。よく間違える人居るので、要注意

 

<ディーラー>
購入したディーラーは、試乗や見積もりをした店とは全く違う店舗です。

「車を買う時、一店舗だけで決めてはイカン」
「割引交渉するなら、同じメーカーで違う系列のディーラ店同士の見積もりを
入手しろ」

と教わったので、色々行きました。試乗の直後は「ホンダカーズ松本東」の支店(B)へ。うわあ、国道沿いだけあって、天井高くてガラス張り、店内外に展示車数台、ギラギラな攻めの雰囲気、空調効きまくり……いかにもディーラーっぽい!

出てきた営業さんの腰の低さも凄かった。揉み手こそしなかったけど、そんな感じ。何だかバブル時代を思い出してこちらがこっ恥ずかしくなります・・・

ニッサンは全店「自社ディーラー」なのは有名ですが、ホンダは全ディーラーが別会社(トヨタもそうらしい)。そのディーラーの系列によって対応や雰囲気が全然違くて、例えば住宅街+ショッピングエリアにある(A)店は

「ここは元々ホンダ技研だったんです。だから一番いいお値段出せると思います」

と言う割には公式価格の見積り、キャンペーンのこともこちらが聞かなきゃ教えてくれなかったし、もう枠が一杯なのかキャンペーン分以外に割引してくれる気配ナシ。
西日が当たってるのに空調が弱くて、暑さでクラクラ。持参のペットボトル1本飲み干しても、水の一杯も出なかった。(ヒドい)
皆さん、元エンジニアなんでしょうか・・・? 必要な気遣いなさすぎどころか、「なんでMTがいいんですか?」とかバカなこと訊くし。キャンペーン以外に割引無いんですか?と聞いたら「え?本当に買いますか?」なんて信じられないほど失礼なこと言う。(=冷やかしだと思ってたってことか! 望み通り冷やかしてやったわ=3)

機能説明や下取りの見積りは丁寧にやってくれて、変な方向に頑張ってるのはわかるけど。。。。後日の営業電話も無かったです(欲しくはないけど)。

逆に(B)店は「勉強させて戴きます!!」って聞いてもないのに凄いトーク。色を確認したいだけなのにコーヒー出されそうになって慌てて断り。。。後日の営業電話、もちろん来ました。でも実は私、このグイグイ来る感じの営業が苦手で…… 渋滞国道を超えないとならないロケーションも面倒。3店目も似たような感じでした。

4店目の「ホンダカーズ南松本」の支店(C)で、やっと私好みf:id:wistorian:20190926192307g:plainに出会えたんです。


そこは店もPも綺麗で広くて、自宅から混雑しない道でスルっとアクセスできて、近くにショッピングモールやドラッグストア、医院まである好立地。空調も照明もちょうどいい。店内の雰囲気も温和で適当な距離感。何より担当さんが、ものすっごく良かった!


ちょっとノンビリしてますが、見た目も口調も爽やか、そして必要な気遣いが良いタイミングで出てくる。

「今の車に比べてどれくらい性能落ちるのか、数値があればわかりやすいのに…」
「それなら……確か性能表のここに馬力が・・・載ってますね。ノーマルは100

  ですが、スポーツタイプのRSは130です」

わ、字が小さくて気付かなかった。。。。

「ホンダセンシング(衝突防止機能。RSは標準搭載)なんて要らないのになあ」
「確か…ちょっと失礼。ええと…あ、そうですね、ホンダセンシング(HS)、外せ
 ます。その分お安くなりますよ(ニッコリ)」

えええ?そんなこと出来るんだ??! A店で同じ事ボヤいてもスルーだったのに……(外せること知らなかった?)と言うか、こちらのボヤきにはオールスルーでしたね、A店。正式に質問発言しても、ほとんど即答できなかったし・・・

「へえ~、HSって8万円しないんですね。もっと高いものだと思ってました」
「昔は20万以上したんですよ。技術の進歩でかなり安くなりました」

やんわりとした会話力があって、余計な(イラっとくる)こと言わない、営業っ気が無い(ガラスコーティングとか点検パックも一切勧められなかった……)、なのに中高年のボヤきにさっと対応して必要で有用な情報をくれるし、割引は自発的に申し出てくれる。無駄もコビも無く、話してて気分がいい。
メールでの対応も早い、ストレスほぼゼロ!
むう、この人から買いたい!

車業界出身のボスが常々言っていたのです、「車は人から買うものだ」って。本当にそうでした。
そりゃ最低150万超えなのに「どこで買っても物は同じ」なのだから、価格に大差なければ対応の良い処、信頼できる人から買いたいのは当然です。そう、間違ってもA店では買いません(笑)

もっと先だと思っていた新車購入、不本意ながらも決心したのはこの担当さんのせいです。いざ買おうと思った時に、この人が退職して居なくなってたら、私の性格上絶対後悔する!!と確信したので・・・ 店の場所的にはもっと南東の処が良かったし、もっと割引すると言ってきた店もあったし、後日点検などで預けるためにも「自宅と職場の間」が良かったのですが・・・・・・

それらを差し引いても「ここにして良かった!」な店でした。

 

< 色 >
何かを購入する時、コスパの次に色を重要視する私。
今回も迷いに迷いました。

希望色はオリーブやライムグリーンの黄緑系か、明るいオレンジ。パールが入っていたら尚良し。クーペだと「やや妙」になってしまう色も、コンパクトカーなら素敵です。

アクアやヴィッツにはとても好みの色があるのですが、あれらにはMTの設定が無く。FITのカラーラインナップには綺麗な色があるけれどちょっと暗くて、実はどれもそれほど好みじゃない。昔路上で見た綺麗な黄緑色は、もう生産していないそう・・・

W「有料でいいので、指定色の塗装ってできないんですか?」
A「できますけど、結局上からスプレーで塗るだけだから長持ちしないので・・・
  せっかく長持ちする沈着フル塗装の新車には、オススメしません。」

カラーラインナップから選ぶしかないのかあ・・・・でも、写真じゃ本当の色がわからないなあ・・・・

W「フィットの現物を色違いでズラーっと並べてあるようなショールームって、
  信州は無理でも例えば関東とかに無いんですか?」
A「無いですねえ。。。埼玉の工場なら出荷前のが並んでますけど、部外者は
  入れませんので。遠くから双眼鏡で見るくらいなら何とか……」

意味ない

 

カタログや公式サイトで見る限り、「まあ、これでもいいかな…」と思える色は、水色プレミアムイエロー(PY)です。ラズベリーは実物見たら暗すぎた。水色は特に好きな色じゃないけれど、FITの水色塗装はすごく綺麗。しかし、RSには水色が無い…!


PYはほんのり赤味のある「黄色」のようですが、カタログによっては「綺麗なイエローオレンジ」に見えます。もしこの通りの色なら、これがイイ!

なんでも「ホンダの同年製造なら、車種が違っても使っている色は同じ」だそうで、それでほとんどの現色は確認できたのですが……PYはどの車種でも近くに現物が無い。現色確認しないで購入して、実は真っ黄色でしたーは悲惨すぎる。

でも、気になる色を確認しないで諦めて「これでもいいか…」って色を購入したら、それこそ絶対後悔する!! うう…どうしよf:id:wistorian:20190926192535g:plain

残る「これでもいいか」は、暗めのサンセットオレンジ(SO)しかありません。←これ、ハチロクの初期色と同じじゃ……?

「綺麗な明るい色の車」、夢だったのにな・・・ 綺麗な色は中古車には中々無い。せっかくの新車なのになああ・・・・
そこで、他県まで行ってPYを確認しようと計画していたところ

C店PYの現物、ご用意できます!」

商談の問合せメールしてすぐ返事来た!なんて素早い対応!!「行きます!!」 実際見たらすごく綺麗なイエローオレンジ。。。この蜜柑色、まさに好み・・・・

「+¥34,000なだけあって、パール入ってます。長持ちしますよ@」

おおお・・・・これにしたい!!(><)

でも性格上、即決はしません。まずは帰宅後、落ち着いて想像してみるのです。その車が公道を走っているところを。。。
自分が運転している時、この色の車がすれ違ったり遠くに居たら………うん、「走るポンジュースですね。すっごく目立ちます。↓光によってはやっぱり真っ黄色だし。

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ホンダ公式のペンタッチカラーで塗ってみた↑ 左がPYで右がSO。こう並べてみるとPYは黄色だしSOは朱色に見えるけれど、屋外好天下で見るとPYはもっと赤みがあるし、SOはもっと明るい。やっぱり実物を見ないといけません(本当は下に敷いてあるようなライムグリーンやオレンジが好き・・・)

 

そして自分が普段着ている服(濃色や茶系が多い)や鞄(ほぼ全部茶色)と、それらを携帯して車に乗るところを想像してみると――

うわ、プレミアムイエロー恐ろしく似合わないf:id:wistorian:20190926192535g:plain

しかも家が壁も屋根も黒いので、この色の車をPに停めておくと確実に真っ黄色に見えて、黒黄のコントラストが凄いことになりそうです。。。ミツバチか・・・っっ

 

結局、無難で自分に合う「サンセットオレンジ(SO)」に、決定。。。

SOはFIT-RS限定色で、SOに合わせてRSの内装色組んであるので似合います@」

なんて自然なポジティブトーク・・・・見習おう。

 

<オプション>
キャンペーン10万円分、目一杯オーダーします!

まず「オプションで高価」というと「NAVI&オーディオ」ですが、私はアンチNAVI派でMDしか使いません。

「純正品にMDは無いんですよ・・・オート〇ックスとかで購入戴くしか・・・」

調べたら「Blootooth搭載のMD機」は存在しなかったので、レビンのMDプレーヤー(20年前購入のKENWOOD)を移すことにしたのでそれは良いのですが・・・

「オーディオ類を何も選択しない場合、その部分は空洞で内部が露出します

「え・・・? 何か、棚とかハメてくれないんですか?有料でもいいから。。。」

「無いんです。ボール紙で作ったモックのようなものなら何とか・・・」

そんなバカな・・・   ↓ 本当に露出したまま納車された!f:id:wistorian:20190926193105g:plain

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今時はスマートフォンでナビれるので付けない人多いだろうに。。。スマートフォンを固定できるようなBOX(充電USB口付)をオプションで用意してないのは何故なの??ねえ、何故なの? メーカーの感覚、いまだに昭和???(利権とか融通とかコネとか調達都合とか???)

 

仕方ないのでこの部分は、懇意にしている整備工場に頼んで「上段に旧車のMDプレーヤー移設、下段に汎用BOX」をつけてもらいました。ホンダに対応できる配線部品も探してくれたので、それで後背配線を繋げて前面やコンソールBOXにある電源も使えるようにf:id:wistorian:20190926193347g:plain(HDMLポートだけは正規品NAVIじゃないと不可とのこと)

 

そんなわけで、結局オプション購入したのは 

・必須のフロアマット
(オプションで注文しないと何もついて無いとは知らなかった……)
・便利なドアバイザー(雨の日でも窓少し開けられる!)
・憧れのスキーキャリアガルウィングタイプ!)

トランクではなくハッチバックハッチバックは駐車時の後部が狭いと不便なので嫌いだったのですが、最近のは上に開くような構造になっていて小スペースOK。且つ、雨の時は屋根になるから荷物の出し入れ時に傘不要!便利!!)なので、外部から荷物が見えないようにラゲッジカバーも。

しめて¥105,000 f:id:wistorian:20190926192437g:plain

 

オプションカタログを見てると色々欲しくなりますね~f:id:wistorian:20190926192927g:plain 中古購入の時はこういう楽しみゼロだったな・・・・ ETCは新車に内臓で、コレを外しても安くはならないそうなので、現行ETCは誰かにあげることに。

「ナビなどのメーカーオプションは注文時に指定しないとなりませんが、
 ディーラーオプションは後からいくらでも追加できます」

後日自転車を積んだら、後部座席の背もたれ部分(フラット時は床)に穴が空きそうだったので、ラバー素材のラゲッジマットを購入しました。

 

<ナンバー>
大好きです、「沼津」ナンバー。
沼津を知っている人なら「サクラエビ」や「駿河湾」を髣髴としてウットリするはず。知らない人にとっては正体不明、そこがイイ。そしてあそこら辺の人は伊豆箱根が近くて魚介や観光地に恵まれているため他県にあまり出向かないので、たま~に遠方で沼津ナンバーを見かけるとお互い嬉しくて「あー」と笑顔で目が合ったり会釈しあったりするのも楽しいのです。

しかし、大嫌いです、「松本」ナンバー。
人の名前かよ。こんなの喜ぶのB'zファンだけだろ。(そういえば、レビンAE101のテレビCM曲は「裸足の女神」・・・)

旧車のナンバー、新車に使いまわせると思っていました。

「もう一度沼津エリアに住所変更しないと無理ですね」

出来ないこともないけど、そこまでするほどじゃないなあ・・・
いつか「信濃」とか「安曇野」ナンバーが出来るといいなf:id:wistorian:20190926193502g:plain

「有料でご希望の数字にできますよ」

841(弥生)とか?(笑)
数字にはこだわりないので「お任せ」で。それより「ひらがな」の方が気になる。
現在は「つ」。好き。津、都、土。
「な」(菜、名、魚)も「に」(丹)もいい。「い」(威、井、夷)とか「ぬ」(奴、沼)とかもOK。「け」と「へ」はヤだな。「ふ」は微妙。

「ひらがなは指定できないんです(笑)」

後日車検証を見たら「ふ」でした。不負腐夫麩婦符布冨府(思いついた順)

 

<支払い>
貯金額が少なくなるのはコワイですが、ローンの金利を払うのはイヤなので断然「一括払い」で。

「クレジットカードは・・・」

「使えるのはホンダカード(何それ)だけなんですよ~」

知人がベンツでは普通にカード使えたと言っていたけれど・・・まあ、国内メーカーは
そんなもんですよね。でも後日のグッズ購入やオイル交換、コーティングなどはカード決済OKでした。手数料の問題なら、デビット導入したらいいのに・・・

「前金は…」

「不要です!振込なら前日までに、現金なら当日で結構です」

契約書に署名捺印しただけで、免許証などの本人確認もされなかった……それでいいのかホントに!!f:id:wistorian:20190926192535g:plain

さて、いざネットバンキングで振り込もうとしたら、1日の限度額がたったの50万円でした。知らなかった~・・・総額215万だから、手数料5倍ってこと?? 

そこで「限度額をあげる手続き」をしようと調べたら・・

「まずは額変更の申請用紙をご請求ください。郵送します

これ、ネットバンキングって言えないよね?f:id:wistorian:20190926193801p:plain

他にも色々面倒でヤになっちゃったので、結局は現ナマ払いに。
会社ならともかく、自分のお金のゲンブツをこんなに揃えるなんて……!!
バサアっと空にバラ巻いてみたくなる衝動を抑えて、とりあえず写真↓↓

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家に一晩置いておくのも引き渡し当日運ぶのも怖いので、速攻支払ってきました。

 

< 納車 (店頭か自宅か) 
そんなこんなで5月下旬に注文(契約)し、予定よりチョい早めの7月初旬登録。

昔は「自宅納車」(自宅へ運んでくれる)が主流でしたが、2名取られてしまっては
ディーラーの負担が大きいと、今はほとんどのメーカーで廃止にしたり有料にしたりの風情。それだけマージンがさがってるってことですね。

「自宅納車」は見積もりにこっそり「納車(運搬)費用」と載っていることもあり、大体5000~10000円。馴染みの販売店がサービスで自宅納車してくれることもありますが、その運搬中に事故に遭ったり傷がついたりするのを厭う人も居ます。

 ※高級な処だと積載運搬してくれますが、標準ではスタッフが公道運転。私の店頭

  納車時ですら、前置き・説明もなく既に「走行距離2km」になってました(笑)

 (「ADD00000km」の写真撮りたかった人は激昂するんじゃ・・・)

 

納車時の現場説明をするようなスペースは都会の住宅事情では確保しにくいので、販売店としても店頭に来てもらえる方が良いそうで、今は店頭納車がスタンダード。

大体は駅から離れている郊外店のディーラー、下取りなら旧車で乗り付けて新車で帰れ
ばいいし、言えば普通は駅や自宅にお迎えにきてくれます。高級店なら店頭納車時、花束&記念撮影、従業員複数で見送り――という仰々しいこともしてくれるようですが・・・そういうのって喜ぶ人と「ひえ~っ大袈裟!!」ってギョっとする人、それぞれだと思うんですよね(私は後者)。
どうして事前に確認してくれないんだろう?
「○○円ですと普通の説明と引渡し、花束は無料でつけられますし無しの代わりに車載アロマが…」とか。日本人ってサプライズ嫌いな人の割合多いのに。。。

Wの場合は安い車なのでそういう仰々しいものは無かったですが、記念品のバスタオルやら保冷バッグ(特大)を戴きました。でも開けたらみんなホンダカラー(=真っ赤)なので、使ってません・・・好みを聞いてくれ~f:id:wistorian:20190926192535g:plain

 

< 納車日 >
Wの車保険は共済(全労災)、乗換えの時でも被保険車は完全に同時切替え(普通の保険だと一ヶ月くらい猶予をくれるらしい)。よって旧車は、新車受取前に廃車場所へ引渡してしまいます。

「納車はいつが宜しいですか? 大安ですと次の日曜が……」

それも全く気にしないので、土曜日(仏滅)で。

本当はもっと旧車に乗りたかったので、新車受取り遅くしたかったな・・・。
もしかして、言えば1ヶ月くらい預かってくれたのかな?(←ナイナイ・・・)

 

< 店頭納車 >
新車引渡しは1時間半くらいかかりました。

  1)店内で、車検証類や保障の説明(20分ほど)
  2)車を見ながら外装確認、オプション装備や基本的な操作の説明(1時間)

業務で最新CVTにも乗ってはいますが、ただ何となく「こうかな?」で操作しているだけ。且つ旧車が「定規で開くドア」に「直結でかかるエンジン」な昭和の車だったので、ここぞとばかりに色々質問・確認したから時間かかった方かな? もう、本当に違いますよね、最近の車って。


エンジンスタート、ATならブレーキ踏むけどMTはクラッチなんだ??

スキーキャリアの脱着方法、複雑な上に取り説無シとは・・・・メモメモf:id:wistorian:20190926192535g:plain

あっ製造プレートがボンネット内じゃなくて助手席のドアフレームにある!

 

発炎筒、ジャッキ、パンク修理キット(充填材やコンプレッサー、又はスペアタイア)の格納場所なども確認。(これ重要。車種によって様々な上、こちらから聞かないと教えてくれないことも)

 

< 納車前後に色々知った衝撃の機能 >
保険切替のために、ディーラーが保険屋に車検証をFAXしてくれたのですが、それを見て保険屋が作って私に送ってくれた新車用の保険見積もり書に、何やら身に覚えのナイ機能が記載されています。「盗難防止機能アリ」

W「そんなもの、どこについてるんですか??」

「盗難防止というか・・・・・・外からロックされた後、例えば窓が開いていてロック

  を内側のボタンで開錠すると、ハンドル付近からアラーム音が出るんですよー」

どうやら「窓ガラスを割って手で内側のロックボタンを操作する場合」を想定している模様。

「電子キーを押せば、アラーム音止まります」

この機能のおかげで、車両保険がメッチャ割引になりましたf:id:wistorian:20190926193526g:plain

いやでも、最近はスマートキーの遠隔泥棒(リレーアタック)が主流だから、コレあまり意味がないのでは・・・ もちろん電波遮断ポーチは購入済です!

あと、オートライト機能。これは2020年製造の新車から義務化となりますが、そうなると「OFFにできなくなる」「OFFにしても自動的にONに戻る」ことになる可能性が高いので、その前に買い換えたいと思っていました。実際使ってみるとこの機能、トンネルの多い山道を走る時などとても便利ですが・・・川霧がよく発生する梓川を毎日通勤で渡るので、オート反応しない程度の光度でも点灯したい時が多く、OFFモードを保てるのはとても良いです。

まあ、良かったのはこの2点だけで、他の機能は最悪でした・・・

 

アイドリングストップ機能
W「このボタンは何ですか?」 
アイドリングストップ機能のON/OFFボタンです」

は??MTでアイドリングストップ・・・・・・??

「珍しいでしょう?業界では多分ホンダだけです」

うん、それ、威張れることじゃないから

停止状態でクラッチ離すと自動ストップ。再びクラッチを踏むと、エンジンかかりマス。ガクガク……おいいいいいいい。しかもデフォルトがONになってる・・・

W「この機能、外してくれません?」

「外せません」

乗る度にいちいち「OFFボタン」押さなきゃいけないのか・・・

 

クルーズ機能
W「じゃあもしかして・・・ここにあるこのボタンは…」
オートクルーズボタンです!
  押した時の速度を、ブレーキかアクセル踏むまで保ちます」
W「・・・・・・」
「・・・・・・」
W「あ、下り坂なら自動でエンブレかけてくれるってことですね?(=勝手にギア

  ダウンする???まあ、下り坂なら便利かも・・・)」
「それは出来ません(笑)」

MTにそんな機能いらねえええええ―――っっ


 プラズマクラスター機能
W「じゃあじゃあ、このブドウみたいなマークはまさか……」
プラズマクラスター、空気清浄機能ですね! これはON/OFFできません」
W「・・・道理でたっかい訳ですね、最近の車って・・・」
「ですよねー」 ←イイ応答

 

しかも。
色々不安だったので、試験的にエンストさせてみたんですよ。
昔の車はエンストしたら「シリアルキーをまわして再度エンジンをかける」じゃありませんか。でも最新の車だから、ええと・・・・・・「クラッチ踏んで、エンジンスタートボタンだな!」と思うでしょう? そしたら……

クラッチ踏んだだけで、エンジンかかっちゃったんです。これ、アイドリングストップの立ち上がりと同じだ・・・ ど・・・どこまで電子制御されてるの~っf:id:wistorian:20190926192927g:plain

  「おれ、エンストしてないし」

って感じで、何かイラっとくるし・・・・・・
もはやCVTとの違いはシフトレバーの形状だけのような気がする。

 

そして最たる余計な機能がコレです。

 坂道発進サポート機能 f:id:wistorian:20190926193105g:plain

これ、ホントに迷惑!

だって「とある坂」で反応するのに、それより急な坂では反応しない。そうすると、こっちは繋ぐタイミング裏切られて、こんな機能があるとは知らなかったし最初は「え?」「は?」の連続。慣れたとて、いつ発動するかわからないサプライズ機能・・・おかげでしょっちゅうエンストする羽目に f:id:wistorian:20190926192927g:plain

W「このバカな坂サポ、外してくれませんか!!」(せめてOFFボタン!!)

「外せないんですよ~」「OFFボタンも無いんですよ~」

W「じゃあせめてセンサー調整してくださいよっ」

「それもちょっと・・・」

くっそssssssss――――!!!!f:id:wistorian:20190926192725g:plainf:id:wistorian:20190926192725g:plain

ねえ、一体何考えてんの?ホンダ! MT買う人間が、坂道発進できないわけないでしょ―――っっ!!??

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もう「最近の車」は、みんなこうみたいですね。車業界の開発の方向性は昔から「より安全に」らしいのですが、「売上げ増」の(つまり誰にでも買ってもらう)ために「誰にでも簡単に運転できる仕様」というイタタな方向へ行っちゃってて、「運転下手」に標準を合わせてる感じ。。。。スポーツタイプとかエディションを設けるなら、「高齢者サポートタイプ」(いわゆる運転下手用)と「普通」にわけてほしいですわ・・・

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でもやっぱり快適です、新車。

なんといってもf:id:wistorian:20190926192307g:plainf:id:wistorian:20190926192307g:plainオールUVカットにIRカット(遮熱)f:id:wistorian:20190926192307g:plainf:id:wistorian:20190926192307g:plain  車降りたらツバ広帽子や日傘を使うので、今までホントに車内時のためだけにいちいちアームカバーしたり日焼け止めをベタベタ塗っていたんですよ。それが、今度一切不要に!

車高が高くなったから、他車(対向車はもちろん後続車も)のヘッドライトがそんなに眩しくなくなって安全。後部座席の背もたれを前に倒せば荷室まで全部フラットになるから、折畳み自転車もタイヤも何でも余裕で積めて、車内泊も出来る。=縦走や旅行など行動の幅が広がる そして後部座席の座面をハネ上げると背の高い物も余裕で載せられます@ 何より、ペットボトルやら缶コーヒーやら色々と置く所があって、バニティミラーが運転席にもあって!!(><) (昔の車は「女性を乗せる助手席」にしか無かった・・・)

まあ、旧車がそれだけ古くて不便だったという反動なんですけれど・・・

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最新機能や走行性以外で、これってどうなのよと思う不満は

・ピラーが太くて死角が多い

・シートベルト外すと低速でもピ-ピ-ピ-ピ-鳴ってうるさい#

・車内のフロントボックスにA4サイズの本が入らない

くらいですかねえ・・・私、↑地図派なので・・・

 

総合的には、まあ、買い換えて良かった・・・です。ホントです。

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大神神社奈良県桜井市)の大鳥居Pにて↑(交通安全祈祷してきた) 

曇天だとやっぱり朱色に見える・・・鳥居の色だと思えばいいか・・・・