Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

☆北ア・裏銀座で雲ノ平(長野県/富山県) ~ブナ立尾根~

寒いですね。
今年の夏@信州は半月もなかった上に、8月中旬には早くも「関東の秋」な気温になってきました。
毛布毛布
久々の晴天予報の週末といえども、油断はできません。
本当は白馬エリアの縦走を予定していたのですが、もっと南でないとただでさえ寒くて眠れないテントで凍死な予感。有休繋げて3泊が可能になったので、前々から狙っていたここへ行ってきました。

★★★★★★★★★ 雲ノ平 富山県富山市★★★★★★★★★
タイム(ルート/標準CT):登り3時間20分(ブナ立尾根/5h20m)--縦走9時間35分(裏銀座/12h35m)
                     ---降り4時間半(竹村新道/4h15m)+平地移動3時間(3h50m)
標高差(約):登り1,280m--縦走UP1,280m/DOWN1,000m--下山1,490m  
距離:Total約45km  出発地:七倉山荘P
条件:一人、テント3泊(敬老3連休+火曜)、食糧オールセルフキャリー、晴天・晴天・曇天・曇天

何故「烏帽子岳(200名山)・水晶岳(100名山)・鷲羽岳(100名山)」ではないのかと言うと、すぐそこに見えていても行かずに各峰をオールスルーしたから。何となく野口五郎岳」(300名山)だけは行きましたが(ファンだったから?)。100名山ハンターからは「有り得ない!」とのお叱りが。でも私、100名山に全く興味無いので仕方ありません。

「雲ノ平」
地図には「日本最後の秘境」と記される、しかし一般人は「聞いたことねえよ」な富山市南端。
富山側から入れば1日で辿り着けるであろうここに信濃人が行くには、激混みという噂の裏銀座を通っても往路1泊、復路1泊、現地で1泊。最低3泊は必要です。
そんな面倒な処になんで行きたくなったかというと、何か行きたくなっちゃったからとしか言いようのない曖昧な状態で、何だか行くことにしちゃいました。。。。。GOっ!!

<1日目>
七倉P--(タクシー利用)-->高瀬ダム-->烏帽子小屋テン場
UP約1,280m、距離4.5km、3時間20分(ブナ立尾根/5h20m)

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裏銀座入口」なのに今まで混み合っているのを見たことが無かった七倉P。ナメてました。
6時半に着いたらもう、満杯!!
乗り合いタクシー(Max4人、片道¥2,200)も、車両は頻繁に来るのに20人以上並んでいます。

何とかトンネル近くに停め、並んでタクシーに乗ると「1人500円ね」。
ん?200円サービス??
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トンネル3つとスノーシェイドを幾つかくぐり、15分くらいで石積みの高瀬ダム↑ なんとこの石積み部分に車道があり、ジグザグ登ります。

タクシー終点、高瀬ダム湖(H1,270m)→
朝7時20分、気温は5℃。
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←まずは西へ進み、トンネルを潜ります。(トンネルに入る手前の左の階段を登ると、槍が見えるそう)

ううう……トンネルって苦手。なんか怖い。人が大勢居る日でなければ来られません……
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吊橋を渡って支流を越え、暫定道を抜けると、「濁沢・不動沢テント場」(¥500)→
その先の白砂の河岸を登ると、タクシー降り場から20分(40m)で登山口(H1,370m)↓
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「登山口から小屋まで」を12分割した標識が↓
急坂は12/12~10/12間。
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ブナ立尾根は「北ア三大急登」の一つ。
しかし人から聞くにつけ、「合戦尾根」同様大したことなさそうだな…という印象が強く、「4日分食糧(+ビール)セルフキャリーなテン泊装備」の登りに軽く選んでみました。
結果は……
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←登山口に入ると、すぐ左手の急斜面に階段が見えます。よく造ったなこんなの!!

ハシゴではなく階段なので、さくさく登れます。
階段ではない部分も段差が小さくて、小刻みにジグザグしてて、(前常念や七倉に比べればかなり)楽です。ちょっとした段差も、板や石できめ細かにサポートしてある……
これは「合戦尾根」以上に整備されていますよ。歩きやすい!
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登りを竹村新道とブナ立尾根、どちらにするか悩んだのですが、こっちにして良かった

登山口から40分(1h10m)で、
大岩の下に9/12地点(H1,670m)↓
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この先のちょっと広い処で初休憩。
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この後、「ブナ立」の意を汲むべく、巨木の生え争う尾根に入りました→
でも、ブナは少ない……

各8~5/12やそのちょっと先は、広くて休憩できるスペースになっています(6/12地点)。
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おかげで人は多くても快適。
それに、なんか足の速い人が多かったです。
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9/12から1時間30分(2h10m)で、
4/12「三角点」(H2,208.5m)→
実際の三角点は、このちょっと手前左手。

その先に「タヌキ岩」↓
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ここから少し行くと崩壊エリアを巻く為、狭い尾根を登るようになります。

稜線や下界もよく見えるようになってきた。
七倉ダム湖大町市
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木苺が生る岩混じりの尾根を登ると…
1/12地点 (H約2,450m)→
4~1/12の間は、休憩に適した部分はここくらい。3~2/12は見逃しました。

そこから少し行くとなだらかに北へ進み、正面に稜線が見えてきます。 ↓前烏帽子かな?
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そこから左手へ降ると、「三角点」から50分(1h20m)で烏帽子小屋(H約2,520m)↓
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マズい、まだ11:30だ……

得意な急坂で調子に乗りすぎました。
この先にテン場は無いので、どうしても今日はここ泊まりです
かと言って、坐骨神経痛の予兆もあり、烏帽子岳ピストンなど余計な運動はしたくない状態。
北の稜線はまた別の機会に行くだろうし、ここは体力温存です。テントを設営し、読書をしながら念入りにストレッチ。
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烏帽子小屋は、中々気の効いた造りをしていました。テン場から見た小屋→

小屋の中には入ってないのですが、トイレは和式ボットンでも、荷物をかけるフックや蚊取線香が設置されていて快適。手洗い水も良い造り。色々とユーザーのことを考えている感じです。
水\200/L、湯\500/L。

テン場(\500/張)も、緩斜面の谷間いの段々畑で、各地はきちんと平らにならされていていい感じ。広かったり狭かったり、日当たり良さそうな処、木陰になる処、池の端に板間があったりと、各自の好みに合わせて選べるバラエティさです。  テン場と明日登る三つ岳↓ 
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連休初日で覚悟していたのに、おかげで全く騒音もなく混雑も無く、非常に快適に泊まれました。

しかし……17時頃から異様に冷気を感じ、全て着込むも寒気増大。
急いでシュラフに入り気温を見ると、テントの中なのにもう3℃。日没前なのに!!
あまりの寒さにさっぱり眠れず、4時になってもシュラフから出ることも出来ず……
ようやく5時過ぎに気合を入れて起き上がると、テント内側には結露が凍って「膜と化した氷」が。テント内の気温、氷点下4℃。ま…まだ9月なんですけど……

日の出を待つ為にテント内で出来る準備を全てまとめて済ませ、6時。
恐る恐るテントから出ると、気温はマイナス2℃。
テント外側には真っ白に霜が厚~く降りておりました……

後日会う人に聞いたら、どこに泊まった人も「金曜・土曜の夜は寒気が凄かった」「テントに厚く霜が降りた」と言っていたので、場所の問題ではなかったようです。ああ、ビックリした。

<2日目>
烏帽子小屋-->野口五郎岳-->水晶小屋-->雲ノ平テン場
UP約720m/DOWN670約m、距離12.6km、6時間(裏銀座/8h05m)

テン場を出発し、野口五郎岳へ向かって南下。
左手眼下には高瀬ダム湖や七倉ダム湖が見え、右手の薬師岳は相変わらず真っ赤。あれは北葛岳かな…? 遠くには妙高らしきものも見える。とにかく晴天。
           おお、あれが烏帽子岳か……↓
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そのうち三つ岳を巻く岩道に。岩を霜氷が覆っていて滑りやすいので、ゆっくり行きます。

←完全に森林限界に出ると、白い砂石の世界。風冷たっ

チラホラと白岩が林立していて、好みの風景↓
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烏帽子小屋テン場から1時間(1h30m)で三ツ岳広場(H約2,790m)。ここで休憩。寒~。
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遠くに槍が見えてきた→
野口五郎は全く見えない…)

今回の縦走中、稜線での日中平均気温は5℃くらい。歩いていると丁度良いのですが、止まるとメッチャ寒い
でも、空気が澄んでいて景色は最高。ホシガラスもあちこちに飛んでいます。

この先はほとんどのピークで「頂ルート」と「巻き道」が選べますが、元々キツめの時間設定なので、全て「巻き道」で!
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← 一旦降って再度登ると、やっと五郎が見えてきた。どれだかはわからないけど、どれかのはず。

そして野口五郎小屋
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水は同じく\200/L。販売物資のラインナップも烏帽子小屋と相似しています。ここは昔テン場があったのですが、強風で危険な為に現在は幕営禁止。
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←この後どんどん岩が大きく白くなってきて、前常念に似てきました。こういう道、大好き。

と……
この岩広場で、↓お社発見!!d(>▽<)。*'
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剥げててよく読めませんが、右の岩には「安全…山の神…」と朱書きされています。
ご参拝~♪
巻き道ではなくこちらを選んで正解でした
三ツ岳広場から1時間15分(2h)で「野口五郎岳」(H2,924.3m)↓ なんかもう、色々見えます。
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「五郎」というよりは「白雪姫」って感じの、なだらかな白い頂。なんでこれを芸名にしたかな……
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←さあ、次はあそこ(水晶小屋)を目指すぞ!

野口五郎岳」から25分(30m)で、「真砂分岐」(H2,805m)。この先にも「前常念風」の大岩の上を伝い渡るステキ部分がありました  水晶岳
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「真砂分岐」から50分(1h20m)で、「東沢乗越」(H2,731m)   乗越の右手前にお地蔵さんが…↓
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ここから1個目のピークを超えると、やっと水晶小屋↓↓肉眼で見えてきます。     水晶岳
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すごい山肌

登山道も崩壊気味↓
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「東沢乗越」から40分(40m)で、水晶小屋(H約2,910m)↓ テン場無し、和式バイオトイレ。
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ここは天水が少ないので販売制限がかかっていて、通過者には売ってくれませんが、ミネラルウォーターなら販売可(¥300/500mlと割高)。何故かお湯は\400/500mlと安く、最低販売量500mlと、切売不可。そしてスーパードライの他に、一番絞りも販売
あ…この標識は……↓
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さあ、いよいよ雲ノ平に向けて出発です。
まずは降り。

しばらく行くと、遠くに雲ノ平山荘が見えてきました。
奥は太郎山↓              薬師岳
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「ワリモ北分岐」」↓
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皆さんここに荷物を置いて、鷲羽岳ピストンアタックをしています。
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←「水晶小屋」から30分(40m)で「岩苔乗越」(H2,730m)。この左手に水場(片道5m)アリ。
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む…ここにも…… →

なるほど、これは富山県設置の標識で、何故か「何か気の効いたセリフを入れるのがモットー」なんですね。信濃には無い感覚だ。

気を取り直して再び登ると、「岩苔乗越」から20分(40m)で「祖父岳」(H2,825m)↓
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手積みのケルン多数……
ここの標語は
「この付近迷いやすい、ルート確認しっかりネ!」
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雲ノ平はこの祖父岳が噴火して形成された「日本最高所の溶岩台地」なんだそうです。祖父岳あっての雲ノ平、ですね。

祖父岳からガンガン降ると「祖父岳分岐点」
木道が出始めました。この分岐を西に行くと、三俣山荘へ続く巻き道。
雲ノ平周辺には「~庭園」がたくさんあって、ここは「祖父庭園」と名づけられています。溶岩石ゴロゴロ、休憩に適してます。

雲ノ平へは、この分岐を北へ。
テン場は左手眼下に見えていて、谷をまっすぐ降るとすぐ。昔はこの谷道が正式ルートだったのですが、崩壊が激しい為に現在は通行禁止↓
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が、そうと知っているのに「近道♪」なんてバ感覚で通る軽装シニアが大勢居ました。

本とにもう…シニアはマナー悪すぎ 登山道を管理している山小屋の言う事が聞けない「体力の無い横着者」は、山には来ないでほしいです

確かにこの先は、崩壊地をトラバースしたりハイマツのトンネル(狭い)をくぐりぬけたり、アップダウンもあって少々大変ですが……苦労してこそ登山でしょうに。

      「祖父岳」↓から50分(45m)で……「雲ノ平キャンプ場」(H2,560m)~
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広~……
「谷間いに段々畑状」ですが、岩ゴロなので平なとこは少ないです。50張、¥800/張。
山荘は天水(でも\100/Lと安い!)ですが、テン場の水は湧き水で豊富で無料、テン場上部のホースから常に勢いよく出っ放し。トイレ(\100)はバイオ和式(紙アリ)ですが、「設備に不備があった」とかで詰まりやすいらしく、押し込み用の鉄棒設置。案の定翌朝水が全く流れなくなっていて、鉄棒大活躍。

テントを張ってから、チェックインついでに山荘へ向かって散策。オール木道、爽やか!
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「雲ノ平キャンプ場」からは20分(25m)で雲ノ平山荘(H2,550m)→
衝撃的なフォルム。なんでバルコニー。

しかもビールのラインナップが……
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←あああああああ!??
ここでこれが売られていると知っていたら、ビール2Lも担いでこなかったのに……っっ!! 
失敗した……
しかしここ、完全に富山県なのに、何故信州の地ビールが4種類も? 五一ワイン(最低ランクの甘いヤツ)のハーフボトルもありました。他の小屋はワインなんて置いてなかったなあ・・・・・・

ここのキャッチは「日本最後の秘境」ですが、フツー「秘境」に木道はありません。
どちらかと言うと、この山荘の様子からも「日本最高の楽園」って雰囲気です。

イメージ 47しかし夕食提供中や朝はお湯の販売をしないと言うので、持ってきたカップラーメンをここで消費。今度は祖母岳へ。

山荘手前の「ギリシャ庭園」→
岩がゴロゴロしてる…どちらかというとこれはトルコでは……

「雲ノ平山荘」から一旦谷間に降り、西へ行くと山荘から15分(20m)で「祖母岳」(H2,555m)↓
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え~ここは「アルプス庭園」です。
って、元々「北アルプス」だし……

庭園はともかく、この道中の景色は非常に良いので、祖母岳散策オススメです。
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圧巻の三俣蓮華岳

水晶、赤牛、薬師、黒部五郎……
とにかくよく見えます。

↓この景色は確かに「アルプス」っぽい。
                         水晶岳
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←ついでに、テン場より東の「スイス庭園」。
池塘の跡がたくさんありました。レマン湖コモ湖なイメージなんでしょうか。スイスっていうよりそれはフィンランド

西端には「アラスカ庭園」が、三俣への巻き道には「日本庭園」があるようですが、もうお腹一杯(笑)

各庭園の最奥にはベンチが設置してあって、「ランチボックス持ってピクニック」も可能。2泊もすれば「のんびりアルプス満喫with地ビール」な生活が出来そうです。又はここにテントを置いたまま、高天ヶ原温泉へ1day trip!
ここで出合った人のほとんどは富山の折立(有峰湖畔)から登ってきていて、まさにそういう滞在をしていました。あちらからならコースタイムは11h、標高差1,500m位。1日で来られますね。いいなあ。

17時、テン場に戻ってストレッチと読書でビールタイム(今回の忘れ物は赤ワイン…)。
昨夜は三俣のテン場が大混雑したそうですが、ここは昨日も今日も穏やか。
今までのテン場のように騒ぐグループもなく、平らで快適。ぐっすりでした。