Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

日本酒・今錦(長野県・南信)『おたまじゃくし』

以前、ヤゴがデザインされたラベルに惹かれて呑んだら、それはとても美味しいお酒でした。
先日馴染みの酒屋に行ったら、おたまじゃくしがデザインされたラベルの酒がありました。
どちらも田圃にとっては「無農薬」「良田」の証の生物。日本酒の命は米と麹。
そりゃもう、買いです。

 『今錦 おたまじゃくし』特別純米生原酒 (澤酒造:長野県上伊那郡中川村大草4182-1 )1,500/4合 
  
イメージ 1酒蔵のある地域の棚田復活プロジェクトの一環、棚田の米とそこで採った水で醸した酒シリーズ、『おたまじゃくし』。
いいネーミングです。
 
すべて特別純米ですが、足の無いのが「搾酒」―――濁りですね。足だけ出たのが「無濾過生原酒」、手も出たものは普通の火入れ酒と、ラベルの絵でわかるようになっています。「ひやおろし」は茶瓶な模様。
 
手足がでたら「御玉杓子」の良さが無いから「火入れ」(生より不味いと思う)――なのかな??
馴染みの酒屋は良い酒しかおかない優良店なので、足だけのヤツしか居ませんでした。
しかし良くみるとこのオタマジャクシ、何かの妖怪漫画に出てくるような顔…… あ、あれだ、青函トンネルに出てきたヤツ。
含みのある旨みと「米さ」。いい酒です。無濾過生にしてはちょっと焼けた感じですが…… 
いかにも原酒。A18.5。
 
通常銘柄の『今錦』はあまり見ないので、これから洗練されていく蔵なんでしょうねえ。

そのうちもっとレベルの高い「蛙シリーズ」でも出ないだろうかと、期待しています。ゲコ。