Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

日本酒・川中島(長野県)『純米にごり酒』

今年はホントに寒かった!(過去形にしてますが、まだ十分寒いです…
予報通りの厳冬フィーバーに、ゲレンデ・スケート・スノーシュと、冬を満喫。
当然、日本酒も去年より沢山楽しみました(過去形にしてますが/以下略
 
寒い時期に一番美味しくなるのは、濁り酒です。
何故って、「暑い時期に呑みたい!」って感じの酒じゃとてもないし?
気が重く遠くなるようなズンドコ暗い結晶の冬にこそ、この濁った白みがしみじみ似合うかと。
 
そんな濁り、今年はこの蔵からご紹介★
 
  川中島 純米 にごり酒  ( 酒千蔵長野市川中島今井368-1) ¥1,150/4合瓶
 
イメージ 1 
うわー。
 
これは濁り過ぎだわ。ドロリ。
 
いつだったか岩手のS嬢から
「お粥ですか、これ?!」
みたいな凄い濁りを戴いたけど、あれを
「ペースト状にしやがったか…」
みたいな感じ。
 
これは肴要らずです。
ご飯代わりに呑める。
 
もちろんちゃんとした酒なので、甘酒のようなベタ臭い甘みは無いし、酒としても美味しいです。
 
そして、濃くて重くて……―― 
 
アルコール15度とは思えない程。いいねえ。

これなら他の酒も期待できる。
「純米濁り」がダメな酒造は何やってもダメだしな。
 
裏を見ると「1540年創業・信州最古の酒蔵」。そうか。偉いのう。
 
川中島というと戦国オタと歴女はピンと来る、有名な合戦場らしいです。
最近漸く、上田城松本城松江城に居た殿様が同一人物だということを知った戦国オンチなWには当然範囲外なのでアレですが、まあそれなら1540年創業ということもあろうかと。
 
「純米にごり川中島は、戦国の世の川中島合戦に、武田・上杉の両軍が疲れを癒した純米の酒です」
 
いや、それはいくらなんでも……