Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

ついで旅行 in 大分

前回の素晴らしき南九州旅行が体調不良で完全満喫できなかったので、やり直し気味に入れてみました、3泊4日の大分神社巡り。

そう、大分県は、「源泉数」「湧出量」「成分」、どれをとっても日本イチ温泉エリート
それも別府湾という狭い範囲に超密集。登別草津なんて、メじゃないんですヨ!(ウソ)
そんなわけで、裏のテーマは当然、「毎日掛け流しです。

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大分県は10年以上前に新婚旅行(大分・福岡・佐賀・長崎・熊本、合計20泊以上)で来たことがあったのですが、その時神社は一社も行かず終い。それはそれで良かったのですが、旅行が終わってふと記録を見たら、なんと、大分県で温泉入らず終い。………っ、有り得ません。
別府に行って湯に全く入らず帰る」なんて正しいッポン人のすることじゃないよ……!

かと言って気軽に行かれる場所ではないし、一度行ったことがある以上、優先順位は低いし……
そんな矢先、現職場の知り合いが「転職して大分市に住むんだ~♪」と言うではありませんか。
「近いうちに、絶対、遊びに行くから!」
人間、言葉にして誰かに発してしまえば、きちんとその通りに行動できるものです。Goっ!

  < 2/18 (木) >                                             
南九州と同じく、必然的に飛行機&レンタカー。 
期待していたFDAが今年は冬季のキャンペーンを松本路線ではやらなかったし、元々時間帯が悪いので、またしても羽田空港から、麗しのソラシド♪で。
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マイナス10℃の朝。
夜明け前6:08発のあずさ(始発)に乗って、羽田空港へ。平日9時台の山の手線(戦場)に大荷物と共に乗り、チェックイン・手荷物・保安検査を全て「優先ゲート」で走り抜け、汗だくでギリ搭乗。
さすがに、地方のデメリットを感じますね。

でもこんなの年に1~2回のことだから、Dailyな居住性を優先した方が人生お得です。

今回は四国や豊後水道を(当然、原稿の資料として)撮るべく、機体左側の窓席をキープ。
期待通りの快晴で、セントレア関空明石大橋も鳴門大橋も、クッキリ。瀬戸内海の島々は壮観。
予想通り大分空港へは北から進入して着陸したので、佐田岬や佐賀関もバッチリ★
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ふと見た地形で「いまどこを通っているか」を当てるのが意外に楽しく、90分間飽きませんでした。リアル地図を見ているようなものです
帰りに撮った、佐田岬(白いのは発電用の風車)
『天地~』の次巻「岬の章」の「岬」は、この佐田岬のことです。一目瞭然に、「ニホン一細長い半島」。
「羽田行」は北に向かって離陸したのに、180度旋廻してから四国上空を東進していったので、撮り放題

到着後、空港内のセブンでランチを買い、レンタカーの手続きして、一目散に阿蘇(熊本県)へ! (阿蘇の画像、『天地~』の次々巻に必要なんですよ。。)
阿蘇ジオパークに認定されている、日本一大きい現役カルデラ。ジおたくとしては、それこそ3~4日かけて周りたいところですが……

カルデラ痛い(イタイではない)伝わる、
阿蘇の観光案内図 
緑色の処が、実際高く盛り上がっている部分。阿蘇神社の祭神・建磐龍命が、カルデラ湖の水を流す為に山を蹴飛ばしたので、西の方はご覧の通りに山が途切れてます。
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←というわけで一之宮参拝。
境内にこいつ↓の気配が全くないことを確認し、「良かった、まだトチ狂ってなくて…」と、安堵。
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「道の駅小国」「道の駅あそ」(阿蘇駅至近)にはたくさん居ましたが。因みに、九州にクマは居ません。

この写真を撮っていたら、目の前の阿蘇山が音もなく噴煙をあげ始めました↓(やにわに消防車出動)
うむ、元気で宜しい。
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大観峰の展望台で撮影と落陽を楽しみ、途中、小国のクロネコで荷物を受け取り、マルミヤで食糧を買い込んだら大分に帰還。初日は宝泉寺温泉泊。
古いけれど頑張ってる感じ(でも要改善)の宿。当然、掛け流し。連泊客用のマンガのラインナップは中々に、フロント前の談話コーナーではコーヒーとオリジナル芋焼酎のセルフサービスが!
買っといた阿蘇の日本酒が見事にマズかったので、助かりました

  < 2/19 (金) >                                             
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早朝出発し、由布岳登山
由布院は前回、有名旅館で5泊もして、運動不足で気持ち悪くなったのですが……最近は安宿も増えた模様。コンビニも増えて、かなり拓けました。

登山後はやまなみハイウェイを東へ降り、別府ICから大分市へ移動して、一之宮参拝↓
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ここは樹齢400年の藤で有名らしく、5月はものすごく混み合うそう。なのにナビるととんでもない住宅街を走らされる電脳的ゼロ磁場神社なので、地図を見て自力で行った方が、良いです。

参拝終了後は緩渋滞の大分市街を北上し、駅近くの掛け流しビジネスホテル泊。大浴場はもちろん、客室のユニットバスも掛け流し温泉!(泡立たない…)。
夜は知人とアーケード街の店で呑み会。大分自慢の海鮮と言えば、関サバ関アジに城下カレイですが、イカとフグも有名なんだそう。そして「大分で焼酎と言えば麦」だというので、芋派な私は智恵美人で。日本酒の蔵は、国東半島に多いみたいですね

  < 2/20 (土) >                                             
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予報通り土砂降りだったので、予定変更。最終日に行きたかった、アメリカンな宇佐市へ。
古墳公園から見た博物館
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←復元古墳。
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梅が三分咲きですなぁ…

この博物館が予想していたより立派で展示も良く、意外に時間がかかりました。見終わった時には雨もやみ、おかげで古墳巡り一之宮参拝がじっくりできて、出来すぎて…… 
宇佐だけで1日が終わってしまいました
Only for U.S.A.
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←参道向かいの物産館みたいな店で買った、鶏飯のオニギリ(阿蘇でも大分でも、スーパーやコンビニに必ずあり、毎日食べていたような気が……)と、〆サバならぬイワシ鮨!!(特大) 激ウマ
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こんなに大きくて美しいイワシ(ダブル)が、
なんとたったの200円
しかも見事に〆められて……   キュっ

夕暮れ時、登山用具一式と別府湾SAで買い込んだお土産をクロネコ発送し(かるかんバーが売ってた!→
とりあえず自分用に3本購入)、
日没後はいよいよ、ドキドキの鉄輪温泉泊!!

温泉好きなら一度は来ないとウソ!な天下の別府、の中でも、ピカイチの温泉街、鉄輪 (かんなわ)。
 「地獄巡り」(有料)の地獄も、半分以上がここに集中。緩い斜面(鶴見岳?の溶岩流が海に流れた痕…)の町に湯煙が立ち上る様は、よくガイドブックに載っています。
宿は外国のB&Bのような綺麗目ホテル「日生や」。ちゃんと和室で掛け流しで、屋外に蒸し釜アリ。部屋にはミニキッチンがあるので、蒸野菜の下拵えも室内で可。

  < 2/21 (日) >                                             
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昨日の雨の皺寄せで、最終日はキツキツです。
朝6:00、鉄輪の町並みを見つつ神社巡り開始。

雰囲気は渋温泉に似てるけど、見所や湯ドコロ盛り沢山で散策し甲斐がありますねー。
芝居小屋が…(宿泊アリ)
朝から開いてる公共浴場が沢山↓
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往路の朝イチは普通だったのに、7時頃から湯気がどんどん出始めました↓
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小さい地元商店も次々と開いて、蒸し用の野菜を売ってます。側溝蓋のオンセンマーク
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ここ、2泊したかった……!

C/O後は佐賀関まで行って神社巡りをし、復元古墳↓を見て (撮影禁止なのにカタログ無し 展示はかなりイイのに・・・経営難かな。入館無料だけど)、
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別府へ戻って明礬温泉「岡本屋」で塩玉子¥100(「中の黄身までしっかり塩味」)と、地獄蒸しプリーン¥260(コッテリ濃厚&苦苦カラメル)↓
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ここ、思ったよりもかなり小さい施設でした……
飲食売店と入浴施設の間に幹線道路(R500)が走っていて、Pが狭い上に係員も居ないから、Pに入れない車が道を塞いで渋滞。これ、苦情出てないの??
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飲食店前のPから、入浴施設の方を↓
スタッフのおばちゃんも、チョイ横柄。悪気はなさそうだけど、ちょっとどこかで研修してこいレベル。取材とかガイドブックに取り上げられて、いい気になっちゃってんのかな。。
しかも入口に犬が居て、不衛生。

でも、お湯は素晴らしいです。
お風呂に入れるミョウバン(湯の花)パックも購入。5パックで¥600くらい?

ミョウバンを採取するワラ小屋

このピーリング効果のある明礬温泉に入ってから、保湿効果のある鉄輪温泉に入るという順番が、県に推奨されています。
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この後は下道で早めに空港へ向かい、「道の駅くにさき」Pが分散しててわかりにくい…)で時間潰し。
ついでに「弥生のむら」見学→
ここも写真撮影禁止なのに、カタログが無い。まあ、大した展示じゃなかったからいいんですけど・・・ 復元住居はもうボロボロ。受付スタッフは事務室で、大音量のテレビを見てます。これで入場料取るとはね

空港で物色していたら、探していた「かぼすこ」と同時に「ゆずすこ」発見!
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これ、美味しいんですよ~っ
嬉しくて4~5本買って頑張って持って帰ったら、最近テレビでも紹介されていたそうですね、地元のスーパーでも扱うようになってて、ガックリでしたが。¥540.。

一番左の「かぼすスパイコ」は道の駅やSAでも売っていましたが、右の「かぼすこ」空港以外では見ませんでした。 ※搭乗ゲート(保安検査)に入って右手の、ANA FESTAにあります。

でも、これらの「かぼす系」はちょっと酸味が強過ぎて、風味が弱く……しょっぱ辛い「ゆずすこ」の方がオススメです。元々Wは柚子狂いなもので(笑)
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さて、今回は「絶対行く」のうちもう一つの一之宮論社には行かれませんでした。が、 八幡はもういい  体調バッチリ、天気も車も爽快で痛快、&掛け流し三昧のおかげでダラダラ引きずっていた皮膚疾患にもようやく終焉の兆しが。。。。

大っっ変満足、致しました
いまのところ「旅行がうまくいった反動」も無いし

でも、ここ1年間で大きな国内旅行(グアム旅行に2~3回行かれる)を4回もして、貯金が減ってきた
しかも、原稿が全然進んでない……  2016年度は大人しくしないとな~…

とにかく、温泉好きなら死ぬまで一度は大分へ!