発掘された日本列島2008

毎年恒例、文化庁主催の速報展！
しかし、皮切りの江戸東京博物館で２年前に企画展から常設展示に移ってから、
だいぶ規模縮小な予感。今年の巡業はなんとたったの３館です；；

東京展示　～8/31。
兵庫県立考古博物館（加古郡播磨町）　　　　9/13～10/19
千葉県立中央博物館（千葉市中央区）　　　　11/1～12/14
沖縄県立博物館・美術館（那覇市）　　　　　　　1/9～　3/1

でもそのおかげで、東京開期が以前は６月～海の日までと不便な日程だったのに、
今は海の日～８月一杯とコアなシーズンで、宣伝には◎。
しかし、田舎に行ったら見にくくなるのう…

私の興味は「弥生時代☆」の為、旧石器～古墳時代までをじっくり見てきました☆
特別コーナー「高松塚」と「石見銀山」は･･････　一応見ましたよ、ええ、見るだけは

Ｗオススメは太子塚古墳（群馬県）の埴輪たち♥
売りは「矢のささった流血鹿」(Ｗ名称/笑)らしいですが、私は琴を持った男性埴輪
に大注目！！古代祭祀を考える上で貴重で基調なハニワです。

琴を弾くのは女性なイメージありますが、それは文献上のお話で、実際出土するの
は男性が弾いている方が圧倒的に多いのです。
しかもこの「弾琴男子像」は完形なので、資料として最高！
カタログは全ての写真が載っているわけではないので、念のためこれだけは撮って
おきました。最近はフラッシュたかなければ撮影ＯＫなので便利ですね＠

と思ったら･･････この埴輪、半分以上は想像復元で、琴や頭部は出土した部分では
ないんですって。なあんだ。。。