Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

日本酒・喜久水(長野県)『しぼったまんま』

この酒蔵、亡き伯母からよく聞かされていました。
 
カップ酒なのにね、美味しいんだよ」
 
余程のことが無い限り醸造酒や、ましてカップ酒なんぞには手をつけない私を諌めての発言でした。
自分は綺麗な瓶に入った酒ばっかり尊ぶくせに……
 
 『喜久水 しぼったまんま』 生原酒 (喜久水酒造:長野県飯田市鼎切石4293) ¥1,200/4合瓶
 
イメージ 1呑んでみると確かに、醸造アルコールを添加しているとは思えない馥郁さ。
うわ、米々しい…!!
後味すっきり、さわやか、でも、まったり…――
 
醸造アルコール
昔は糖類共々、偽造(嵩増し)の為に加えられていました。

今は単価を抑える為、又は辛口やスッキリした味わい or 芳香を加味する為に、わざと添加する酒師も居るそうです  こちとら添加されていると
「うげ…」と感じる方なので、そういう蛇足的な裏技(にもなってねー)はヤめてほしいんですが……この喜久水は絶妙なブレンド術でも確立したのでしょうか。全然オッケーです。
 
いや、オッケーどころかこれは旨い。

この後に開けた『ぽたりぽたり』が、何だか物足りなく思えたほど……
 
 
 
新潟は、純米と銘じられない酒(=醸造酒。つまり醸造アルコールを添加している酒)でも、美味しいのが多いです。信州にもそんな酒、あったんですねー。
 
でも、それで『しぼったまんま』ってあんた……絞る前に醸造アルコール添加してんの?(笑)
 
松本市内でたま~に見かけるここの銘柄は、『猿庫の泉』に『聖岳』。
でも、伯母に騙されるつもりで、いつかカップ酒に挑戦してみようかと思っています。
 
☆喜久水酒造→http://kikusuisake.co.jp/