Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

☆スキー・栂池高原スキー場(長野県)

夏に登りまくったおかげですっかり落ち着いてしまいました、スキー熱。
元々美しい雪山を見る為に行っていたようなものですが、家の近くからでも通勤途中の車窓から
でも、晴れれば白馬三山までイヤという程見られるもので……
 
登山もスキーも基本は一人なため、日常に満足してすっかりご無沙汰。
週末氷点下(8℃とか)の朝は、遅寝に限ります。
そんな折、関東の妹から「友達連れて滑りに行くよ!現地で会おう!」な連絡が入りました。
ちょうど松本でも日中10℃はいく好天ウィーク。よしきた!
待ち合わせはこちらです。
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆栂池高原スキー場(長野・小谷村)☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
白馬エリアでも北の方、白馬大池へ最短距離で繋がるゴンドラルートのあるゲレンデです。
白馬エリアは北から「コルチナ」「乗鞍」「栂池」「岩岳」「八方」「五竜」「47」と続くのですが、100%自然降雪は「乗鞍」まで。
「栂池」は造雪機を持っている最北のゲレンデで、白馬エリアでは五竜と共に№1の積雪量を誇ります。
 
しかも広いし、上方は良い傾斜で、前売り3,500円(ランチ券1,000円込み)なんて激安チケットをほぼ毎年発売。当日ならパック券4,800円(ランチ券900円込み)があります。
チャンピオンゲレンデの方にスキーヤー専用モーグルバーンとボーダー向けパークあり、一番上の「栂の森ゲレンデ」にもパークありです。一番下で南の「鐘の鳴る丘ゲレンデ」は広大な上に非常に緩いので、初心者やファミリーに人気。春になったら、山スキーの為のヘリも飛びます。
 
最短アクセスは白馬大池駅から登る広い舗装路。しかしタイトなヘアピンカーブがあるので、凍結時にバスと出
会うと結構危険。厳寒積雪時の早朝は、岩岳方面から来ると良いでしょう。
週末でも朝8前に着けば、大体は「中央P」に入れます。
 
朝はとても晴れていて山が朝焼けで輝いていたのですが、8時頃からやや曇りに。↓中央Pから見える山。
イメージ 1イメージ 2
     右が白馬三山の杓子岳→
     左が鑓ヶ岳。
 
この更に右手にある白馬岳は、このスキー場からだと低山の陰に入ってしまうのでよく見えません。
 
 
 
 
 
 
 
 
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↑八方尾根と唐松岳。右手の双峰はあの愛しい不帰の…… 今年の夏こそ、行くぞ!!
 
7時過ぎくらいから一人で滑って滑って滑りまくって、ビールで一息ついた頃に関東陣が到着しました。
既に10時近く。曇りですがゲレンデは程よい寒さで無風。
今年は雪の当たり年ですが、内陸信州はそうでもなく、ここのところ平地での降雪がありません。
 
イメージ 4
 
2年振りに会った挨拶もそこそこにランチまで4時間滑りまくり(休憩ナシ)。躊躇無く上級者コースに飛び込んで雪と戯れまくり。傾斜の良い「チャンピオンゲレンデ」(左の写真の中央上方)や、上級コブありの「馬の背コース」(左上方)は最高です。
 
「あんたと来るゲレンデは合宿みたいだ」と知人によく言われますが、妹とはこの点ツーカーだから楽ですね。
 
昼近くなってふと見ると、ゲレンデにおける気温、6℃。暑い……!!
 
ランチは混む時間を避けて、14時近くに雪の広場で。ロープウェイ途中駅エリアで、白樺ゲレンデに面してウッドデッキにテーブルがあり、ケンタッキーが営業。優雅にゲレンデを見ながら、チキンでビールやワインなランチが楽しめます。隣接のカフェテリアと混ぜて利用してもいいので便利。
そういえば、ロープウェイにケンタッキーBOXが混じっていて、カーネルおじさんが雪の中営業スマイルを振りまいてました。コワ。
 
そしてこのスキー場に複数で来たら、最後に必ず催すイベントがあります。
題して「鐘鳴らし競争」。
 
「鐘の鳴る丘ゲレンデ」に「とんがり帽子の塔」というのがあって、そこに鐘があるのです。
本来は多分「恋人同士で鳴らす鐘」とかいうコンセプトだったと思うのですが、いまや、あれはゴールの鐘。
ロープウェイ終点地点からその鐘を目指して、競争です。
 
途中に登りリフトがありますから、ボーダーにはハンデ-5秒、40歳以上の人には-30mなど、ルールを決めます。無関係の人の滑走を妨害したり迷惑をかけたら失格。これは絶対ですね。
勝者の特典はいつも「全員から500円玉1枚ずつ」なのですが、メンバーや状況によっては楽しいものに変えた方がより盛り上がります。
下手な人同士で和やかに楽しんでも良いですし、上級者グループなら本気でやっても良いでしょう。
 
今回のメンバーは、後者でした。
その為、詳細は省くとして、全員がほぼ同時に塔に着き、板を脱がないでダイブした最年少ボーダーが優勝……
という、近年稀に見る大接戦で終了。
最年長の私は、ガタガタの中級ロングコースをほぼ直滑降で飛ばしたせいで、筋肉痛です。
 
ペンション等が経営しているレストランやカフェが親の原ゲレンデ沿いにたくさんあるし(\1000の有料駐車場もゲレンデ沿いにある!)、上方にも広いカフェテリアが多め。八方ほどではないけれど、スキー場麓にもお店多数。そしてこのイベント……
 
最初来た時は緩すぎて今イチだった栂池ですが、ボーダー交えて大勢で来るなら、ここが一番オススメです。