隠岐ってきました。
出雲取材の傍ら耳に入ってくる噂の離島。
数年前から「いつかいつか」と執拗に妄想上陸していた謎のアイランド。
数年前から「いつかいつか」と執拗に妄想上陸していた謎のアイランド。
海は、その恵み(魚介)で酒を呑みながら、見て愛でるものなのだ。
更に、いざ行こうとしたら、ネット上にあまり情報が出ていない…
事前調べが結構大変でした。
事前調べが結構大変でした。
しかし、行ってみたら現地には紙レベルの情報が溢れていて、予想以上に観光大国でした。
「何故これをネット上に流さないのだ、観光協会……!」
と思ったら、ネットの接続速度が有り得ないくらい遅かったということが判明。
いや、アレはすごい。win95の時代だって、あんなに遅くはなかった。
「光が来てない」どころの話ではない。
繋いだまま文字入力すると、入力の度に30秒ほど固まるのだ。
10bpsくらいかもしれない。
「光が来てない」どころの話ではない。
繋いだまま文字入力すると、入力の度に30秒ほど固まるのだ。
10bpsくらいかもしれない。
それはともかく。
※やっとネットに載りました、詳細ガイド隠岐楽(pdf)
「隠岐とは」
私は一番安いフェリーの二等で、七類港から出発。(\2,840/OW、2:40m)
二等は予約不要なので、当日の出航1h前に窓口でチケットを買うだけ。購入時には乗船名簿の為に、氏名年齢住所を申込用紙に記入します。
この用紙、都道府県を書く欄に「都府県」しか印刷されてない…
北海道民が隠岐に来るはずもない、という島民の侮りが伺える良い例です。
二等は予約不要なので、当日の出航1h前に窓口でチケットを買うだけ。購入時には乗船名簿の為に、氏名年齢住所を申込用紙に記入します。
この用紙、都道府県を書く欄に「都府県」しか印刷されてない…
北海道民が隠岐に来るはずもない、という島民の侮りが伺える良い例です。
揺れがひどい時は中で横になってないとスゴイらしく、船内には吐くための洗面器や専用の場所がありました。
地元民もビジネススーツのおっちゃんも、乗船したらすぐに横になってます。
そうか……今まで乗ったフェリー(白浜→淡路島、房総→久里浜)と違って、外海なんだよね、ココ…
地元民もビジネススーツのおっちゃんも、乗船したらすぐに横になってます。
そうか……今まで乗ったフェリー(白浜→淡路島、房総→久里浜)と違って、外海なんだよね、ココ…
島後では隠岐一畑レンタカー、西ノ島ではどうまえレンタカー。
2~3社ある中から選んだポイントは「安くて、ネット予約ができる」から。中ノ島なら隠岐レンタリースかな…
島はそんなに広くなく道も狭いし、レンタル料が全体的に高いので、軽自動車にしました。
軽…運転するのは人生で二度目です。しかもオートマ、ドキドキ……;;
2~3社ある中から選んだポイントは「安くて、ネット予約ができる」から。中ノ島なら隠岐レンタリースかな…
島はそんなに広くなく道も狭いし、レンタル料が全体的に高いので、軽自動車にしました。
軽…運転するのは人生で二度目です。しかもオートマ、ドキドキ……;;
島後から島前までは、同じくフェリーか高速船。
島前の3つの島の間は、小さい内航船が走っています。
島前の3つの島の間は、小さい内航船が走っています。
が、田舎好きな私は、観光遊覧船の発着地に近い北部のホテル海音里へ。
レンタカーがここで乗り捨てできるのと、ホテルから西郷まで朝の送迎があるのと、予約不要のレストランがあるのとで決めました。
送迎はやはりツアー客優先になってしまうので、事前によくお願いしておかねばなりませんが…
このホテルの運営会社は他に「サンライズ布施」「あいらんどパークホテル」「羽衣荘」も持っていて、島後全体をカバーしています。ログハウスやテニスコートあり、BBQ可能。
レンタカーがここで乗り捨てできるのと、ホテルから西郷まで朝の送迎があるのと、予約不要のレストランがあるのとで決めました。
送迎はやはりツアー客優先になってしまうので、事前によくお願いしておかねばなりませんが…
このホテルの運営会社は他に「サンライズ布施」「あいらんどパークホテル」「羽衣荘」も持っていて、島後全体をカバーしています。ログハウスやテニスコートあり、BBQ可能。
<島前>
島前にも大型ホテルがありますが、こちらでは魚介度の高い民宿がオススメ。
民宿リストは町役場HPで見られますが、各サイトはあまり無いので、雑誌や口コミで探すしかないですね…
知夫里にはなんと、オーベルジュがありますよ!(一人ではちょっとなあ…;;
島前にも大型ホテルがありますが、こちらでは魚介度の高い民宿がオススメ。
民宿リストは町役場HPで見られますが、各サイトはあまり無いので、雑誌や口コミで探すしかないですね…
知夫里にはなんと、オーベルジュがありますよ!(一人ではちょっとなあ…;;
そんなこんなで、まずは島後へ…―――
島後は2009年に「日本ジオパーク」に認定された、32億年前の岩石(隠岐片麻岩)を含む島です。
その地層の周辺にトレッキングコースがあって、奇岩や大木を見ることができます。
かぶら杉(樹齢600年)・乳房杉(樹齢800年)・トカゲ岩……――。
それぞれ車道からすぐ見ることができますが。。
特異な植生も見られるトレッキングコース、時間があれば行ってみたいですね。
その地層の周辺にトレッキングコースがあって、奇岩や大木を見ることができます。
かぶら杉(樹齢600年)・乳房杉(樹齢800年)・トカゲ岩……――。
それぞれ車道からすぐ見ることができますが。。
特異な植生も見られるトレッキングコース、時間があれば行ってみたいですね。
古代的には黒曜石産地として有名ですが、採石遺跡などは復元されていません。
神社は、隠岐国一之宮さんの水若酢神社、西郷に近い玉若酢神社が有名処。あとは大小100くらいの神社があり、伝説・奇祭・伝統がそれぞれ続いています。
そんなわけで島後では神社中心、あまり良い景色画像はないのですが…
←ローソク島。
本来はこのテッペンに夕陽が落ちてきます。
そのシーンは海上からしか見ることができません
(展望台から岩自体は見れます)
観光遊覧船は40分ほどで\2,000/人、要事前予約。
(隠岐の島観光協会:08512-2-0787)
出航は福浦港からで、日没に合わせるので時間は季節により変動(6月下旬で17:50)。波が1.5mを上回ると欠航となるので、出発1時間半前くらいに出航可否の連絡が予約者に入ります。
私の場合、この日は昼に晴天でも夕方から海上に濃い霧が出たため、出航はしたけれど夕陽は見られず…でした。
でも、途中の海岸沿いの奇岩・岩壁がステキなので、岩石好きにはオススメ。
今年のGWなどは「晴天なのに波が高くて1日も出航できなかった」と言ってましたから、ローソク点火を見られるかどうかは、ホント運ですね。
全国名水100選&日本の滝100選の「壇鏡の滝」→
「壇鏡神社」の背後岩壁から落ちてくる2本の滝。水量によっては見られないこともあるとか。
←本殿後ろの滝(裏側にまわれます)。
前日は雨だったのに、イマイチでした。しかしこの周囲は特に水気が高く、梅雨時だからか車道は濃い霧に覆われていました。神社参道も靄で神秘的な空間に……
オキサンショウウオの生息地でもあります。
それよりも注目は、この鳥居 →→→
昔はこの夫婦杉の手前にあったそうなんですが、中世の出雲大社大造営の時に
「社地の杉を提供しろ」
と要請が来たらしく……
この夫婦杉を惜しんだのか、鳥居を奥にズラして
「この杉は神社の敷地外にある杉だから、奉献の対象外である」
と言って、提供しなかったそうな。
中世の権力派大社さんは嫌われモンだね…(今もか…?)
←樹齢2000年の八百杉(玉若酢神社)
ここにも八百比丘尼伝説、あります。
そして神社前には、こんなモノまで… →→
何でも水木しげるの源流が島後にある(らしい)ので、「水木しげるロードの隠岐延長を決定した」
とか…
おかげで境港から出るフェリー「しらしま」の船体には一反もめん「&鬼太郎」他、フェリー各港の発着場にもイラスト(西ノ島は&目玉おやじ、知夫里は&猫娘)あり。ベンチがねずみ男だったり、ラリースタンプもあったり。そしてこういう銅像がチラホラと…
ちなみに、前日は「隠岐島ウルトラマラソン」でした。
「島民以上の人数が島外から来た」という大盛況振り。
50kmと100km2コースがあるのですが、島の一周が38km。
内陸の道も使って、島全体がコースだったようです。
←外し忘れの横断幕(水若酢神社)
あの……扁額見たいんですけど……;;