雨です。
前回の筋肉痛を引きずりつつも山計画をたてたのに、ここのところ週末いつも雨で
行かれません。
なので、前シーズンのスキーのお話など…
(※私は単なる山好き。たとえスキーが題材でも主は山の話です。)
☆☆☆☆☆☆竜王スキーパーク(長野・北志賀)☆☆☆☆☆☆☆
スキー狂いの妹に誘われて、「いいらしいよ!」と行ったのが08年2月のこと。
前年度は雪に恵まれて、どこへ行っても最高だったのですが、ここは大変良かった!
サイトを見ると悪評価が多いようですが…
<悪い点>
①初心者が下のゲレンデに固まっていて、マナーが悪い。リフト口を塞ぐように
座り込みや待ち合わせをしている
(修学旅行生やスキー教室が多いです。上方のスカイランドにも超絶初級コースが
1本あるため、下手なボーダーが上まで沢山来てしまう…)
②スタッフの態度が悪い
(私は、あのツレなさ・仕事のしなさが逆に気に入りました。かなり放任主義です。)
③主要コースがよく亀裂の為等で閉鎖になる
(私が行った時は木落としcとスカイランドDが閉鎖。一番雪質がいいとこが閉鎖って…)
<良い点>
①名物:木落しコース!
「コース外は滑走禁止」と言われても、どこが「コース内」なのかわからないのがここ。
まず入口に「木の根に注意」の看板が……コースに木の根は普通無いだろ?!
と思ったら、根どころか「木」に注意です。「最大傾斜39度の木立」を縫う上級コース!
本線は終期になると下手なボーダーに削られガリガリになるので、横の谷あい
(明らかにコース外)がオススメ☆ これ、すんごい楽しいです@@
②山頂(1930m)までコースが!(スカイランド)
山頂までコースが走っていて、低い山だけど雪は最高!志賀は全体的にそうですね~。
短めの中級のB.Cコースには自然地形の隆起が残してあって、樹氷を縫う変化に富んだ滑り
ができます。コースの途中に独立樹木がこんなにあるなんて…定型パークより楽しいっ!
その気になれば、上から下まで続けて6km滑走可能です。
③スノーシューズで尾根散策!
珍しい!スノーハイキングができます!!ボーダー禁止というのも嬉しい@@
④レストランが多い
下方のゲレンデ途中にペンションが並んでいて、軽食もやっているので全体数は大変多く、
他のスキー場のように席待ちの必要なし。安食堂からプチレストランまで多種あり。
メキシカン、おいしかった@ (しかしスタッフの態度は大いに×)
⑤国道からスキー場までの除雪がバッチリ☆
そんなタイトな坂もないし、普通の年ならノーマルでもなんとか行かれそう…?
⑥日本最大のゴンドラ(166人乗り)
マジ、でかい。しかも降り利用OK(木落としコースを通らないと降りれないから)。
そして何よりも、宿が良かった…
スキー=温泉旅行でもあるので、毎回宿は「上質」「温泉」「おいしい食事」を条件に探して
います。でも、スキー場近くって中々無いんですよね。大型ホテルは好きじゃないので、毎回
苦労します。しかしここ竜王では、条件全てに適っていてしかも割に安い宿を発見!
~~~~1日券込みで1泊2食16,000円/人(角部屋和洋室・平日)の宿~~~~
食事はフレンチで「うまっ!!」。ちょっとクラシックです。野菜がどっしりしていて大変好み。
前衛的新フレンチ好きには×かも。でもオススメ~(><)/
脱サラでペンション始めました、なんて軽い雰囲気じゃないな…と思ったら、壁にエスコフィエ
(フレンチの祖)博物館のリ-フレットが;;(オタク?) ちゃんとしたシェフでした…
ワインの取り揃えも良くって、スタッフの対応も◎!これは「オーベルジュ」だ!
しかし、オーベルジュによくある「部屋は今イチ」なんてことは全く無く、センスも良いし完璧な
デラックス仕様。バスルームの造りやアメニティの気遣いは、本当に欧州五つ星クラスです!
館内のインテリアも本格的で統一感があって大変宜しい。
掛け流しではなかったけれど大浴場に関しても設備十分。ゲレンデも歩いてすぐです。
「お姉ゴメン、もしかしたらこれ、1日券別料金かも。だってこの内容でこの値段は安すぎるよ…」
「そうだね、この夕食だけでも、東京で食べたら2万はするね。施設費考えたらこの部屋数の場合、
1泊素泊まり1万でも安い…」 ←元・ホテル支配人
「朝食もスゴイ!パンもジャムも手作りだ!味でわかる!」 ←パンおたく
「許す…1日券別料金でも、これなら許す!!」
しかし、見事に1日券込みの値段でした……(一体どういう運営なんだ??;;)
『ホワイトイン北志賀』。グリーンシーズンも良さそうです。
次のシーズンも、絶対、行く!!
→http://park3.wakwak.com/~white-inn