Wの記録

Wこと天羽の趣味の記録。主に山と遺跡史跡。信州飲食店情報へはリンクの食べログIDから、サークルサイトはツイッター@Wistoria_Tからアクセスください。     (2019年9月Yahooブログより移転。それ以前の記事は画像がズレて読みにくいですが、とても調整しきれないので。。。)

★上田城と真田史跡(上田市)

前々から生島足島神社(名神大・旧国幣中社)と含めて上田観光してみたかった私。
しかし、出不精な上に東信はあまり行く機会がなく。例え別件で近くを通ったとしても、得意のスルーでした。。。

そんな折、この秋の3連休に岩手から戦国オタクのS嬢が訪信。これは良い機会です。
ガイド付き上田観光へ!
(因みに私は、奈良時代以降に関しては「マンガ日本の歴史」に載っていること以外覚えていません)
上田市は、真田幸村などの真田三代が統治したエリアとして有名なようです。最近の歴女流行で、賑わっているという噂。ああ、歴女もウザいですねえ…
オタク的には、アニメ「サマーウォーズ」の舞台。
 
イメージ 1上田城
真田幸村の父ちゃんの代から使った城(合ってる?)。
 
天守閣は無いですが、櫓が数個あり。真田神社や真田井戸・真田石など、まあまあ見所があります。櫓の入場料は、近くにある市立博物館&山本鼎記念館と共通で¥250/人。
 
Pから見ると高台にあるので、松本城(国宝)より立派な感じ。
 
 
 
真田井戸↓イメージ 2
 
井戸の中に、城外への抜け道が見えます。
後ろにあるのは真田神社の本殿。現在、拝殿修理中。
参道には酒樽の茶室が二基、ベンチやテーブルもありました。
 
市立博物館には真田モノ以外にも色々ありますが、博物館としてはちょっとチャチかった……。
 
観光地にお約束な「顔ハメ」、ここのは真田十勇士&幸村と、11人で撮影できて豪華。
 
駐車場は、通常は線路側にある無料駐車場。
ここからは本丸や真田神社までは、少々急な階段を登らなければなりません。
週末や休日は、市民会館の前も駐車場になるようです。(入口は二の丸橋)
 
 
 
 
 
 
 
お城の後は、北国街道の観光です。二の丸橋から出て、柳町へ。
(「犬神家の一族」のロケ通り。駅の方にもあるらしいのですが、ちょっと遠い……)
南北に走る、古い街並が比較的残っている通りです。観光的なお店もチラホラ…
イメージ 3←一番北の「菱屋」の方の入口を西から撮った写真。保命水の井戸の近くです。
 
  発芽蕎麦のコダワリ店。保命水に隣接。味は悪くはないけれど、客捌きがド素人レベルで……待たされます。
 
★パン屋「ルヴァン
  パンが激旨い!!
 
★喫茶「森文
  ケーキが絶品!!
  ドリンクとセットで\700。
 
 
そして、柳町に行く途中にお焼きのお店をみつけました!
観光地によく売っているような冷凍モノを蒸かしたニセモノじゃなく、本当にそこで作った生地をその日に焼いているお焼き屋です。懐かしい…
長野市にもこういう店がたくさんあったのですが、私の知っている処は10年後に行ったら全部潰れていました…皮が薄くて透明っぽくて、具も味が濃くて美味しい…… ああ、コレ。コレだよ……!!
店の中でも屋外でも食べられるし、もちろん持ち帰りOK。
人気が出すぎるとイヤなので、店名も場所も内緒です☆
 
イメージ 4お城への帰りは、市役所前を通ったらこんなものが道の両脇にセットされていました…… →
 
街中、どこを見ても六文銭マークがあったり…
地名の看板↓
イメージ 5
   マンホール↓
イメージ 6
こちらは「真田親子が内職で作った」という「真田紐」のデザインを採用した歩道…; ↓
イメージ 7
 
観光会館の前で撮影。
真田紐は、観光会館で販売していました。
 
この「上田市観光会館」も中々イっちゃってました。
ここが一番、真田関連土産を網羅しているのではないでしょうか。「サマーウォーズ」や「戦国BASARA」の
グッズもあるし…
 
1階の蕎麦屋「千本桜」の評判も良いです。
二の丸橋の「大手1、2丁目」交差点にあります。
 
とにかく、「何でもサナダ」です。
何だかここに居ると、寄生虫を頻繁に思い出します。
真田紐の定番柄に似ているから「サナダムシ」と命名 
 されたのです by S嬢)
 
さて、次は真田氏関連の史跡巡り。
私にはさっぱりわかりませんので、行き先はS嬢におまかせで☆
 
イメージ 8「真田家の菩提寺」という、
長谷寺」(ちょうこくじ)→

と言っても幸村の墓はナシ。
祖父ちゃん祖母ちゃんと、父ちゃんの墓があります。
 
国道144の「真田」交差点を右折して、「長谷寺」の看板で右折すると、急傾斜の細道を登っていきます。その傾斜に、土地の広い岩手のS嬢はビックリしていましたが、熱海で若葉デビューした私にとっては何の変哲もないただの坂道。そこをゴンゴン登っていくと、道路右手に駐車場が。
 
そこから石段を登っていくと本堂。お寺の領域に踏み入るなんて、何年振りだろう……;;
本堂の右手から裏に回って、坂を少々登ると真田家の墓です。杉の木立の中の静かな墓域でした。
寺務所入口に、「大河ドラマ真田幸村を取り扱うよう」嘆願する署名の協力願いが置いてありましたが、S嬢と一緒に「どうせJあたりのヤサ男が主役になるんだろうしね~」と拒否。
 
イメージ 9次は「真田氏本城跡
上田城築城以前の居城。
 
長谷寺から県道4号線を南へ走ると、左手に「本城跡」の看板が。(真田関係の史跡の案内看板には、上部に六文銭マークが入っているのでわかりやすい

看板通りに左折すると、これまたぐんぐんと坂を登って、標高900m近い山麓へ。P約5台。
 
何も復元はされていませんが、当時の出城が一望できる良い立地でした。
 
 
イメージ 10最後は「真田氏館跡」。
これも上田城築城以前の居館。
 
県道4に戻って更に南に進み、とあるところ(看板ナシ。ほぼ勘)で右折すると、すぐの左手にあります。現在は「御屋敷公園」となっています。

ここも特に復元は無く、公園内は何故かマレットゴルフコースになっていて、「出陣広場」はそのグリーンと化していました…
 
真田氏歴史館あり。
S嬢情報だと、歴史館の隣の「真田庵」のお焼きがウリだとか。しかし、既に閉店。

一応、一番下の「お屋敷跡地」まで軽く一周。
跡地にある「皇大神社」の鳥居から西方向→
 
既に夕暮れ。 
この辺りでは、他に観光施設として「ゆきむら夢工房」(食文化体験&産直。日帰り温泉隣接)などもありますが、今日はこれで終了です。
 
1日で色々周りましたが、「北国街道が一番良かったね!」と二人意見が一致したなんちゃって上田観光でした。
 
<今回の観光の成果>
 ・真田幸村の本名は真田信繁という。
 ・真田幸隆→昌幸→信繁が、真田三代である。
 ・マンガ日本の歴史に載っていることは半分が小説や講談の作り話で、ほとんど史実ではない。
 ・出雲に転封した松平の殿様は、この上田城に居た。
 
                       来月辺りには平気で忘れそうなので、ここに記しておきます……